RosenkranzのエントリーシリーズであるCultureシリーズのイヤホン用ケーブル2つをご紹介します。
※こちらの二つはAmazon限定販売となっています。
Rosenkranzの中で一番安価なモデル。
方向性管理や和音構造などRosenkranzの基本技術はしっかり入っています。
・ケーブルの長さ(全長や分岐までの長さ、分岐以降の長さ等)や撚りピッチによる音の調整
・各端子やプラグの方向性管理による音の調整
・被膜の色による音の調整
等々、線材以外の使いこなしの部分は上位のモデルと同じように徹底してこだわって製作されています。
3.5mmのアンバランスのみでMMCXか2Pinかシンプルな構成になっています。
AWG28の細い線材を使用している事もあり、スッキリ爽やかなサウンドが特徴です。
余韻は上位モデルと比較すると寂しい所はありますが、音のタイミング、音の始まる瞬間のアタックの表現力はバッチリです!
余韻が少ないという部分も現代の音圧が盛られた音源を聴くという事であればちょうど良い塩梅となるので一概に短所とも言い切れません。
特に低域の量感を減らしたいという場合には最適な選択肢の一つになるでしょう。
取り回しは線が細いのですが被膜が硬いものを使用しているので柔らかくはないです。
その為タッチノイズが大きいです。
エントリーながらも利便性よりも先ずは音質優先というRosenkranz設計は一貫していますね。
・Rosenkranz HP-Contrast ¥17,600-(税込)
基本的な構造はCycleと共通です。
HP-Cycleよりも線材が少し太くなりAWG26の銅線を使用しています。
またプラグ仕様もMMCX/2Pinにて3.5mmと2.5mmのバランス端子も用意されています。
Cycleと同じ構造という事で基本的には同じサウンドです。
ただ線材が太くなっている分、音のダイナミックレンジが広がっています。
小さい音と大きい音の差がハッキリ把握できるようになるので音楽の抑揚をしっかりと引き出せるようになっています。
音楽のより深い部分、音楽の抑揚を聴きたい方はこちらのContrastがおススメです!
どちらもRosenkranzのエントリーのケーブルながらもしっかりRosenkranzサウンドを体感して頂けます!
取り回しよりも先ずは音!
音に対して一切の妥協がない設計のケーブルを聴いてみたい方
アコースティック音源を聴く方はもちろんの事
最近の音源についてもスッキリ綺麗に楽しく聴かせてくれるモデルなので是非一度お試し下さい!