今回の記事は色の違いによる音の調整という事で、機器の組み合わせ等をあらかた試したうえで更に自身のシステムの音を調整していきたいという方に役立つ情報になっているかと思います。
Rosenkranzでは色の違いによる音の違いという特性を利用し、音を調整、設計されています。
この違いはメーカーのみならず、オーディオユーザーでもご自身のシステムの音を調整する際の一つとして利用できます!
さて、実際に本当にそうなのか?という事を確かめる為には色だけ違うものという事で条件を固定して比較試聴する必要があります。
おススメなのはfinal Eタイプのイヤーピースです。
なんと言ってもイヤーピースであれば価格が手頃な点、手っ取り早く比較出来るという点、また違いが感じやすい構造(ステム部に溝加工)という点で色の違いによる効果を体験しやすいのです。
音を出す環境によっては些細な違いが出にくい組み合わせもありますが、そういった環境でも一番性質が異なるBlackとClearであれば体感しやすいかと思いますので先ずはお試し頂ければと思います!
オーディオは何をしても音が変わると良く言われていますが、色もその要素の一つです。
機器を買い替えて音の違いを楽しむという楽しみ方だけでなく、こういった低コストで音を調整出来る事を体験すると一気に楽しみが広がりますよ!
※Rosenkranzのケーブルを左右であえて色を変えている事について(TSJ Soundの見解です。)
Rosenkranzのケーブルが左右で色を分けているのは一言で言うならば「より音楽が魅力的に感じられる為」に調整されているのです。
左右で音を意図して違う設計にするというのは、左右の聴こえ方が同一であるという前提条件であればおかしいと感じるでしょう。
ですが実際には同じ人でも左右の聴力のバラツキが当然のようにありますし、右耳は左脳へ、左耳は右脳へとその情報が届けられ最終的に脳がそれらの情報を統合して処理しています。
この仕組みを前提にするのであれば左右の音を意図して変えるというのはむしろ自然に沿ったものだと考えられます。
ちなみに正直なメーカーであれば左右のドライバー周波数特性のデータを製品毎に提示しているものを見かけたことがありますが、どれ一つとして左右で全く線にズレがなかったものは見たことがなかったです。
それでは何故そんな状態で違和感なく聴けるのか?という事はそれだけ脳の補正が効いているという証拠でしょう。
(もちろん補正では埋められない程の差であればそれは左右差として認識されますよね。)
本当にそんなことがあり得るのか?と疑問に感じた方は是非一度Rosenkranzのケーブルを聴いてみて下さい。
これは五感のインプットを統合処理する脳が付いている人間でしか判断できませんので是非!
ちなみに他の色違いのEタイプについて過去に記しているので気になる方はこちらも合わせてチェックしてみて下さい。
・【やってみた】とりあえずイヤーピースを片っ端から聴き比べしてみた!
Rosenkranz貝崎氏による色の違いによる音の違いについての情報はこちら