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Apple Music AAC/ロスレス/ハイレゾロスレス聴き比べ【iPod touchにて】

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ポータブルオーディオ専門店で8年間働いて身に着けた知識や経験を生かして、みなさんの購入検討時に役立つ情報や普段考えていること等を発信していきます。

今話題のApple Musicにてロスレス等の音の違いをiPod touchにて比較試聴してみました!

再生環境:Rosenkranz政振ステッカー装着済みiPod touch
イヤホン/Rosenkranz RK-Silver/BS
ケーブル:HP-196+Rosen Octagon/Gold
イヤピース:ALPEX AEC-202

これが今まで聴いていたAAC256kbpsの音源です。

ロスレス(最大で24bit/48kHz)だと表記が出るようです。

 

アコースティック音源等でも比較してみましたが、やはりロスレスの方が情報量が増えており、空間表現や生々しさの向上が感じ取れました。

Apple凄いです。曲数もさることながら音質向上まで図ってくれるなんて感謝ですね!

 

と本来はここで終わるはずだったのですが、

24bit/192kHzのハイレゾロスレス音源を再生するには外部DACが必要でApple製品単体では未対応との事なのですが、一応試してみたくなったので実際に設定を切り替えて再生してみました。

iPod touch単体ではそもそも音が出ない、再生されないという事であればこの話は終わっていたのですが、ストリーミングの設定をハイレゾロスレスに選択して再生するとしっかり楽曲が再生されました!

 

肝心な音はというと変化ありでした!

 

もちろん音源の録音状態等で感じにくいものもありましたが、そもそもロスレスにすら対応していないものでも設定で変わるという事はソフト面の影響がありそうですね。

ハイレゾロスレスのものだけが変わるというのであればダウンコンバートかなとも思いましたがそれだけではないようです。

 

ちなみに変化の大小はあれど、ハイレゾロスレスの設定の方がロスレスよりも音の自然な混ざり合い、ハーモニーを感じる印象でした。

POPS等のボーカルをメインで聴きたい場合はロスレスの方が一つ一つの音が分離、分断されていてそこに集中して音を聴きやすいという点もありました。

ハイレゾが普及していた時にアップサンプリングしたものを聴く機会が多かったのですが、空間を意図的に広げてそれぞれの密度が薄くなった印象があり、今回はどうかなと思っていましたが良い結果でハイレゾロスレスの設定で固定させました。

 

こういう変わったことをしている人はあまりいないと思うのですが、是非一度Apple MusicでApple製品単体で音にこだわりたい方は試してみてお気に入りの設定を見つけてみて下さい!

参考になりましたら幸いです。

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