最上位音響核であるPenetrated Rectangleをいつもと違う組み合わせで体験しました。
今回は改めてその効果の威力に驚きましたのでインプレッションをお伝えします!
RK-Silver/BS(バージョンアップ)を使用されている常連さんがTinHiFi T2 Plus、HP-196にPenetrated Rectangleを装着するというなんとも贅沢な組み合わせを使用していました。
聴かせて頂くと確かにこれは価格を度外視してでも使用したくなるようなバランスの良さ、T2 PlusとHP-196の組み合わせに程よい重厚な響き、空間表現がプラスされ良い塩梅となっていました!
また、音響核の差もしっかり反映出来るT2 Plusに改めて驚きます。
ただここまでイヤホンの本体価格以上にアクセサリーに投資出来るのは、本命であるBSを所持しているからという部分が強いです。
通常であればここまでするのであればシルバーイヤホンを先に手に入れる事をおススメします。
ちなみにHP-196にPenetrated Rectangleはピッタリなサイズ感でした。
続いてはHP-5Tools/25にPenetrated Rectangle/Lを装着してみました。
元々Rosen Octangon/Goldを装着されていたのですが、今の組み合わせだとシンバル等の主張がやや強いのが気になるとの事でPenetrated Rectangle/Lをお試し頂きました。
その音を聴いた瞬間に違いを感じられたようで、「音の鳴り方が全然違う、素晴らしい!」とご感想頂きました。
私も聴かせて頂きましたが確かにここまで変わるのか?という程に音の情報量が違いました。
空気の振動している量が増えたという印象で、八角形でも十分空間表現がなされていたと感じていたものが更に広がり、かつ音と音の間の描写もしっかり感じられました!
・まとめ
どちらの例にしてもPenetrated Rectangleは空間表現、音の実体感をより生演奏レベルにまで引き上げてくれるという事を実感しました。
一番高価な音響核であり、音楽を聴いた時の感動値が高い一番高いという事は間違いないです。
また今回の比較で改めてRosen Octangon/Goldの音の広がり、リアルな楽器の重厚感を付与する素晴らしい効果も同時に実感しました。
Penetrated Rectangleは使用するステンレスの素材の選定から、加工する前のステンレスブロックの状態を開発者の貝崎氏確認し、方向性の指定をして製作過程に入ります。
設計に関しても長方形の寸法比を和音構造に、メーカー文字をくり貫き加工とすることで表面積を増やし、豊かな空間表現、魅力ある音楽再現性を実現しています。
この音響核という存在はケーブルの分岐部に取り付ける見た目の為のアクセサリーという認識であれば高過ぎる価格設定だと感じられるでしょう。
ですが一度この音を聴いてしまえば単なる分岐部ではなく、音を調整する為の音響核という認識に変わり、その価値を実感して頂けるかと思います!
生演奏に迫る音楽の感動をどうにかポータブルオーディオで実現したいという方にとってこのPenetrated Rectangleは1つの希望であることは間違いないかと思います!