北志賀にある車部門であるAuto Rosenへ行ってきました!
今回は自分のフィットを自分で足回りの調整をしてみました。
色々教えて頂きながらやってみました!初のDIYですね。
内容は主に以下の通りです。
・4本のタイヤの最適な位置へと入れ替え。
・四つのホイールとタイヤの位置を調整。
・16個のホイールナットをそれぞれのホイールへとペアリング。
・取り付け部とホイールの方向性、ナットの取り付け位置を確認してトルク調整し取り付け。
それでは一つずつ見ていきましょう。
先ずはホイールを外します。
下準備としてホイールとナットを洗います。
それぞれの取り付け部と4つのホイールを確認してマッチングしていきました。
四輪と車のバランスを見て実際の受けの部分とホイールをみて合わせていきました。
外したタイヤのホイールとゴムの部分の方向性を確認しテープで抜けて行く部分をマーキングします。
タイヤとホイールの方向性をバッチリ合わせると直進安定性は凄いけど、曲がるときの安定感が落ちてしまうという事を事前に教えてもらっていたのでタイミングを少しずらしてみました。
Auto Rosenでは和音式四肢加速度組立として確立されているものですね。
今回は自分で初めてやるので、四つ足の動物が走るイメージでやってみたら?というアドバイスを頂き、猫が走るイメージでそれぞれの足が付く瞬間、順番をイメージしてホイールとタイヤの部分を少しずらしてマーキングしてはめ直してもらいました。
この時点では結果がどうなるかわからない状態だったのでドキドキワクワクでした!
ちなみにタイヤを外すのは専用の器具が必要なのでそこだけ依頼してやって頂きました。
ありがたく、また頼もしい限りです。
このペアリングも四つのホイールとナットの現物を確認して揃えて行きます。
それぞれに取り付ける組み合わせが決まったらいよいよ取り付けです。
受けの部分とホイールの方向性を確認し、基本的にはお互いの方向性が揃うように装着します。
ナットも四つあるのでそれぞれマッチングが良い場所に納めて、最適なトルクで取り付けて一旦は完了です。
取り付け完了後に早速テストコースへ向けて発進すると、走り出してすぐその違いが分かりました。
車が前に進む意志がある様に、車が軽くなったような印象です。
実際に2速じゃないと厳しい坂道も3速でも上って行けるようになったりとハッキリ違いを実感できます。
その後Auto Rosenの方に確認してもらい空気圧の調整もしました。
少し跳ねる感じが大人しくなり、更に良いバランスの走りになりました。
おかげさまで帰り道はとても快適でした。
結果から推察するにエネルギーの伝達効率が向上した結果、エンジンから発生したエネルギーが無理無駄が少なくタイヤまで伝わる事によって、前述したとおりの感覚に繋がっていると思われます。
今回の体験はRosenkranzが音の研究の為に車部門のAuto Rosenをやっている理由を身をもって改めて実感した次第です。
オーディオも車もやっている事は一緒で、発生したエネルギーをいかに効率良く自然に伝えられるか?これに尽きるという事ですね。
例えば政振ステッカーでは発生したエネルギーに必要ないもの(不要な振動)はないので、抑えるのではなく正しい方向へ導くという思想で開発されています。
またシルバーイヤホンではアンプに過剰な力を求めずとも、伝わってきたエネルギーをいかに無理無駄なく正しい方向へ導くという事でショートホーンやハウジング、フェイスプレートの内部の模様に至るまで全ての設計に現れています。
ロスをなくし、自然に機能する事が大切という事ですね。
そうする事で初めて音楽の繊細な表現も消えずにしっかりと再現できるようになるわけです。
車で例えると、車自体の性能を上げる事よりもストレスなく、抵抗なく走れるために道をいかに舗装できるか?という考え方に近いかと思います。
だからこそRosenkranzのシルバーイヤホンはiPhoneやスマホのパワーで充分に良い音で鳴ってくれるのです。
むしろパワーがあるアンプやプレイヤーで鳴らすと力が過剰な分、音の表現が力んだ感じになってしまい余裕がなく、繊細な表現が消えてしまう結果に繋がります。
今回の車の足回りのチューニングについてはタイヤ交換などの際に崩れてしまうので,注意が必要です。
車検やタイヤ交換の際のローテーションで崩れてしまって再度依頼される方もいらっしゃいました。
今回も正に初日にその処置をしていました。
それだけ魅力的な内容だという証ですね。
Auto Rosenにてこういった体験をするとRosenkranzの音の理解がより深まる事は間違いありません。
このような貴重な体験が出来て有難い限りです。
音の方でも車の方でも興味があるという方は是非お問い合わせください。