今回はRosenkranzのMusicianシリーズをご紹介します。
・HP-Duet/2 ¥110,000-(税込)
MusicianシリーズのエントリーであるDuet/2はAWG25を使用したシンプルな4芯構成。
配色は基本の3原色【緑・赤・黒】に【白】をプラスした4色です。
これは後に開発されるCultureシリーズのHP-Cycle、HP-ContrastやHP-190シリーズと同じ配色で
Rosenkranzのイヤホンケーブルの基本色となっていますね。
このDuet/2のサウンドはMusicianシリーズの中で一番シンプルでストレートなサウンドです。
情報量等では上位のモデルに引けを取りますが、打楽器の反応の良さは随一です。
シンプルな構成の曲とのマッチングが非常に良いケーブルです。
ちなみに最新のHP-195と同じ配色ですが、LRの色や長さ等が異なっており、
比較するとHP-195は音の立ち上がりの精度を更に増したサウンドで、
HP-Duet/2はパワフルさや後半の余韻がしっかり伝わってくるという
ニュアンスの違いを感じられます。
・HP-Trio/2 ¥165,000-(税込)
AWG25の【赤・黒・白】の3色を片側ずつに使用したモデル。
赤のミッドレンジの表現力が押し出された印象で、
ボーカルやドラムのスネアの立ち上がりが素早く、加えて力強さも感じます。
余韻も気持ちよく抜けて行くので生々しい表現を味わえます。
Rosen Octagonを装着したHigh EndシリーズのK’s Bloodの元になるケーブルでもあります。
・HP-Quartet/2 ¥198,000-(税込)
MusicianシリーズのトップエンドのHP-Quartet/2はDuet/2と同じ【緑・赤・黒・白】の配色でAWG26の片側4本ずつの構成。
緑が加わったことによりTrio/2よりも高域側の表現に生々しさを感じます。
特にシンバル等の金物の響きはとてもリアルです。
またDuet/2よりも芯数が多いので情報量も豊富で
大編成のクラシックも物足りなくなることは全くありません。
Rosen Rectangleを装着したHigh EndシリーズのK’s Elementの元のケーブルでもあります。
・まとめ
MusicianシリーズはRK-Silver1の相応しいケーブルという事で開発されており、
イヤホンのパワフルさに見合う力強さをヒシヒシと感じるラインナップです。
正にMusicianシリーズという名前の通り、演者の熱い思いををしっかりとリスナーに届けてくれる
魅力的なケーブルとなっています!
音源に込められた熱気をそのまま感じたい!という方にイチ押しのシリーズです!
また樹脂のボディのイヤホン等に組み合わせてもしっかりケーブル側で
パワーを押し出してくれるので良い相性になるかと思います!
是非一度お試しください!