Rosenkranz RK-Silver/PDについて【イヤホン解説】

本日はRosenkranzのイヤホンでPerfect Direction(完璧なる方向性)と名付けられたRK-Silver/PDをご紹介します。

先に結論を言ってしまうと【究極のリファレンス】であります。

Rosenkranzの初めてのイヤホンにして圧倒的な余韻表現を得意とするRK-Silver1と2作目で唯一のBA型ドライバーを使用し、圧倒的な音飛びの良さ、反応の良さを極めたRK-Silver/BAを経て3作目となるRK-Silver/PDは登場します。

その名の通りでこのPDはイヤホン本体の細部に至るまでエネルギーの方向性、つまりエネルギーを導く仕掛けが徹底的に施されています。

その名の通りまさに完璧なほどに。

 

実際にどう施されているかはKaiser Sound ブログにて事細かに記載されていますのでそちらをご覧頂ければと思いますが、一部をご紹介しますと内壁に葉脈(動物で言えば血管)を模した模様が入っていたり、スリット(溝)が入ったショートホーンがドライバーに取り付けられていたり、PDの刻印に排圧の穴が開いていたりと様々な仕掛けがあります。

これらがつまりどう作用しているかというのは発生した振動がどこをどう通ればお互い悪影響を起こさずに調和できるのか?全体が一体となって空気を振動させることができるのか?という交通整理のようなことからさらに振動のリズムをどこで作ってやるのか?という音楽表現まで付加されています。

では実際それらが聴感上どう感じるかというと、もはやRK-Silver/PDという固有の音というのはほとんど感じません。

聴こえてくるのはイヤーピースの特性、ケーブルの特性、プレイヤーの特性、音源の特性です。

今までに何千というイヤホンやヘッドホンを聴いてきましたがここまで入力されたものに対して何も手を加えずにそのまま出力する機種は他に思い当たりません。

真のリファレンスサウンドと言い切ってしまって差し支えないでしょう。

つまりこのPDはその他の条件がすべて揃ったときにこそ真価を発揮します!

その他の条件全て揃った瞬間は【音】に対する不満がなくなり、その環境でこそ初めて【音楽】に没頭できるようになります。

 

こう言ってしまうと他に言うことがなくなってしまうので細かい分析をするとやはり基本である音のタイミング(音の立ち上がりと余韻)の表現が圧倒的です。

その為アコースティック、特にLive音源のその場の生々しい表現力はもはや比肩するものがないほどに凄まじいレベルです。

どの楽器やボーカルの表現力も圧倒的ですが、個人的についよく聴いてしまうドラムの音はシンバルの金物からバスドラムの低い周波数のアタックから余韻まで完璧です。

ですが、こういった細部の表現は素晴らしい音楽を表現する一部に過ぎません。

重要なのはそれら部分を全体としてどう調和させるかが重要です。

そうこのPDは様々な楽器やボーカルが織りなす全体のハーモニーが素晴らしいのです!

この部分(一つ一つの音)と全体(それぞれの音の重なり、ハーモニー)のちょうど良い塩梅を図る事こそが音楽の感動を引き出すための最重要項目であり、Rosenkranzが一番得意としているところでもあります。

 

逆に現在の打ち込み系の音はそれぞれ音を別で録音して重ねて収録している様子が良くも悪くも聴こえてしまうのでそこはRK-Silver1や新作のRK-Silver/RSの方が気になるところも上手い具合に料理してくれるのでおススメです!

 

とにかく環境にシビアですので、一度の試聴ではなかなかこのRK-Silver/PDの実力を図る事は難しいので是非何度もいろんな環境で聴いてみてください!

 

・おススメのケーブル

ちなみにケーブルはRosenkranz HP-5Tools/25が音のタイミングと情報量もばっちりな万能特性なのでよりお互いの良さを認識できるのでおすすめです!

 

・おススメのイヤーピース

・終了してしまい在庫限りですがスピンフィットのCP100シリーズ

イヤーピース自体の特性がそこまで気にならずに音楽が聴けるのでおススメです。

 

JVC スパイラルドット

開口部が広いため音の広がり、空気感がしっかり感じられます!

アコースティック音源ならまず間違いのない選択肢になります。

 

e☆イヤホン秋葉原店に試聴機がありますので是非!

もちろん販売もe☆イヤホンさんにて行われています。

Rosenkranz RK-Silver/PD